【四国全体】日向灘地震が伊予灘に近づくとなぜ怖いのか?
地球防衛軍だいすけです
日向灘小地震が続きました。
発生時刻:2019年05月13日 01時13分頃
M3.2最大震度:1
発生時刻:2019年05月12日 15時07分頃
M4.3最大震度:3
発生時刻:2019年05月11日 08時59分頃
M4.9最大震度:4
発生時刻:2019年05月10日 20時40分頃
M4.8最大震度:2
発生時刻:2019年05月10日 13時54分頃
M4.2最大震度:1
発生時刻:2019年05月10日 09時07分頃
M4.9最大震度:3
発生時刻:2019年05月10日 08時48分頃
M6.3最大震度:5弱
発生時刻:2019年05月10日 07時43分頃
M5.6最大震度:3
この地震文字の上では同じ日向灘ですが、位置がすごくズレていってました。
https://earthquake.tenki.jp/lite/bousai/earthquake/detail/2019/05/10/2019-05-10-07-43-31.html
そしてこれが5月13日の地震です。
https://earthquake.tenki.jp/lite/bousai/earthquake/detail/2019/05/13/2019-05-13-01-13-16.html
お分りいただけただろうか?(言いたいやつ)
だんだん瀬戸内海の方に近づいていってます。
そしてSNSではかなりザワつきました。
「なんか伊予灘に近づいていってない?」
「だんだん伊予灘に近づいてる。。。」
何名かの知識がある人々がザワザワと呟いていましたし。僕も例に漏れずツイッターでこんなつぶやきをしました。
みんながつぶやく伊予灘って何?
そこには中央構造線、または中央活断層と呼ばれる断層帯があります。
引用元:地震本部
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/rs_chuokozosen/
赤点を打たせてもらいましたがそこが伊予灘です。
この伊予灘は2014年3月14日に最大震度5強の地震が起こっており。
この時政府は、南海トラフとの関連性はないと示しました。
ただ、この意見に元・東京大学地震研究所の佃為成教授や、立命館大学地理学教授の高橋学教授らが、反対意見を示しました。
「今回の伊予灘の地震(2014年3月)は、震度6弱の芸予地震(01年)と同じタイプです。 気象庁は南海トラフ地震と無関係のように言っていますが、それなら断層を引き起こすエネルギーがどこから生じたか説明しないといけません。 普通に考えれば、そのエネルギーは南から北進するフィリピン海プレートしかありえません。 これは、南海トラフ地震の『ステージ1段階』の地震であり、フィリピン海プレートのエネルギーでユーラシアプレート内部の地層がずれたと考えられます」(立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授)
そして佃為成氏
「マグマはすべて上に噴き上がるのではなく、
地下で横に広がるためプレートも押されて曲がりが強くなる。
それにより、フィリピン海とつながる南海トラフから押し寄せる力と、
九州側から押し寄せる力がぶつかって地震を引き起こす。
フィリピン海プレートは紀伊半島の先に沈んでいることから、
どちらが正しいとは言い切れないし、もし、南海トラフ地震が起きたとして、そのあとになってからの結果論にしかなりません。
ただ伊予灘というのは大きな断層地震のポイントであり、無視することもできません。
伊予灘を起点に大きな地震が起こったら、中国地方、四国地方、九州地方、関西地方の瀬戸内側に面している部分に津波の可能性があり、危険なポイントでもあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様のお力になれればと思います。
防災のお話です。こちらも併せてよろしくお願いします。
【一人ひとりが命を守る】地震発生時の居場所別の被災方法
https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/05/12/104656