【一人ひとりが命を守る】地震発生時の居場所別の被災方法
地球防衛軍だいすけです。
いつもブログ後半に、こういった防災方法がありますよ。というのを書いているんですが、特化して書いておこうと思います。
発生する前にできる防災
阪神大震災や新潟中越地震では多くの方が家具などが倒れてきて下敷きになり、大怪我をする事例が多発しました。
今家具を固定するグッズは沢山あります。
面倒だなと思ったりするかもしれませんが、では、こういう行動はどうでしょう?
皆様の「おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さん、お子さんが、寝ている部屋には責めて付けようか?」
と考えてみてください。ちょっとだけやる気が出ましたか?
良いものもありますが100円均一のお店などでも売っています。
目に入ったら買う程度でいいです。が!ついでにご自身の部屋の分も買いましょう?せっかく来たんですから。
と、いう具合に、僕のせいにしてくれていいので買って付けてください(笑)
【自助、共助、公助】まずは自分の命を守る
発生時にはまず自分を助ける自助から始まります。
頭を守る。その時の居場所にもよります。これも今回は詳しく書きます。
家の中にいる場合
座布団やテーブルの下で頭を隠し大きな棚の側からは離れてください。
慌てて外に出ない。揺れが収まったら、避難経路確保、火の始末。
火事になりそうな場合、余裕があれば消し止めてから外へ
火が大きな場合は絶対に無理に近づかないでください。
商業施設にいる場合
- 施設の誘導係員の指示に従って下さい。
- 頭を何かで守って身構える。
- 慌てて非常口や非常階段に殺到しない。
- ガラス製の陳列棚、ぶら下がっている照明などからは離れてください
エレベーターにいる場合
近くの階のボタンを押し、速やかに脱出してください。
街にいる場合
自動販売機やブロック塀など倒れそうなものから離れる。
看板や割れたガラスが落ちて来る場合があるのでその建物から離れてください。車が来ていなかったら止まってしまっていたら車道の方に離れても構いません。
歩道を歩くルールなんてその時は無理に守らなくていいです。
登山中に起こった場合
落石や崖崩れが起こる可能性があるので、速やかに逃げるようにしてください。
大きなものの陰に隠れるのも有効ですが、山はとにかく危険が多いので、出来るだけ速やかに逃げることを優先してください。
自動車を運転している場合
慌ててブレーキを踏まず、ハザードランプを点滅させながら徐行し、道路左側に停車させてください。
揺れが収まって避難が必要だと判断した場合エンジンを止めてキーは差したまま鍵を抜かずに避難してください。
自助が完了したら共助、避難へ
揺れが収まったら避難行動開始するのですが、その際、高齢者やお子さんなど助け合いながら逃げる事がとても重要です。
以前にも書きましたが東日本大震災の際、釜石中学校の生徒が「津波が来るぞ!!」と叫びながら避難、その様子をみてとなりの釜石小学校が避難行動を開始し、結果ほんとうに津波が来てしまったものの、生存率99.8%という事例があります。
釜石中学校は避難訓練や教育に熱心にしており、その中での3原則は
- 想定にとらわれるな。
- その状況下で最善を尽くせ
- 率先避難者たれ
この3つであり、プラス特に中学生には、小学校や下級生を助けるようにと教育されていたそうです。
1人が正しい行動をすれば、周りの人を助けられる。
2人に増えればもっと助かる。
公助が来るのは1番最後
避難場所(津波などの場合は高台)で二次災害が終わった後は、最寄りの体育館などに設置される避難所に移動してください。
そこでは緊急の寝る場所や飲食物をもらうことができます。
ここで不安になるポイントがあります。
家族や大切な人の安否です。
大切なのはやっぱり事前の準備、情報交換
どこかで地震が起きた際でもいいです。ご自身の住んでいる地域で震度1や2の地震が起きた際でも、
「私は、家で地震が起きたらココに逃げて、○○小学校に向かうから」
「僕は職場で地震が起きたらココに逃げて、○○中学にいくよ」
と予備知識があれば、早く、連絡を取り合える可能性が出てきます。
まず出来ることは情報交換や予防です。
今日は長くなりましたが、大事なことです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様のお力になれればと思います。