Blog地球防衛軍

地震や自然災害を中心に皆様の身を守る術や、地震に対する考察などを、、書いていたんですが、最近好き勝手書いてる。すいません

【史上最悪の地震】関東大震災 被害者10万人、過去の地震から学べる教訓とは

地球防衛軍だいすけです。

過去の地震の中で、記録に残ってる中で1番大きな地震は正確な数字で出てるのは、東日本大震災です。(M9)

しかし、1番死者・行方不明者の数が多かったのは、別の地震で、

 

 

 

1923年の関東大震災です。

 

 

2009年の東日本大震災での死者・行方不明者の数は、22,199人

1923年の関東地震は、105,385人です。

なんでこんなに被害が大きくなったのか。

調べてみました。

 

1923年当時と今では状況は違うから参考にならないのでは?

最初僕に、浮かんだ疑問はこの通りだったんですが、違いもありますが、

  • 通信手段は機能しなくなる可能性があります。
  • 津波被害は現在きたとしたら、現在にも通じる脅威です。
  • 移動手段も徒歩優先なので移動距離はそこまで変化は無いと思います。

 

現在と違うところ

  • 道路が当時舗装が行き届いていない
  • 馬車がメインで車はまだまばらでした
  • 建物の殆どが木造でした。

 

この違いがあります。

ではこれらを、踏まえて。1923年の関東大震災とはどんな災害だったのか。

 

強風による火災旋風

 

震災のあった9月1日は午前中から昼過ぎまで南風、夕方から夜まで西風、夜には北風、次の日2日から南風と、天候が不安定で火災が広がりました。

地震で出火した場所が134ヶ所 消し止めた火災が57ヶ所、回り込めなかった77ヶ所が、逃げ遅れた人達を包囲するように火の手が回ました。

 

火災の被害者が52,178名。

こんなにも火災の被害が多くなってしまったのには、逃げ遅れた人が多かったのにも原因があるんです。

 

正常性バイアス多数派同調バイアス

人間の脳には「鈍感になる」という機能が付いています。

例として2003年「韓国地下鉄放火事件」

で、煙が立ち込める電車の車内で10名前後の人が椅子に座ったまま押し黙っているという不思議な写真があります。

これは目の前で起こっている突然の出来事に処理が間に合わず、「正常性バイアス」が働き鈍感になり、「多数派同調バイアス」で乗客同士がけん制し合ってしまった結果、こうなったのであろうと思う写真です。

 

関東大震災でも、記録映像の中に商店街の端の方の建物から煙が上がっているのを、商店街の中から避難する人達がその様子を見ている映像があります。

 

カメラが当時珍しいのか、カメラの方をみて笑いかけている子供などもいて、逃げ遅れた原因は、この「正常性バイアス」と「多数派同調バイアス」によって逃げ遅れたのではないでしょうか。

 

逃げ遅れない為に出来る事、率先避難者の重要性。釜石の奇跡。

 

岩手県釜石市の釜石中学校の避難行動はとても有名で、防災教育に非常に熱心に教えておられた片田敏孝 (東京大学大学院情報学環特任教授)の文章の冒頭引用させていただくと

私は、岩手県釜石市の小中学校で先生方とともに防災教育に携わって8年になる。「どんな津波が襲ってきてもできることがある。それは逃げることだ」と教えてきた。特に中学生には「君たちは守られる側ではなく、守る側だ。自分より弱い立場にある小学生や高齢者を連れて逃げるんだ」と話していた。今回の震災では、多くの中学生が教えを実践してくれた。

とある通り、地震発生後、隣接する小学校では逃げるかどうか迷っていたそうです。

そこに中学生が校舎から出てきて「津波が来るぞ」と叫んでいたので、一緒に逃げた。

 

小・中学性の生存率が99.8%

病気で学校を休んでいた子。家にいて地震発生直後家の裏の高齢者を助けに行ったにもかかわらず、地震の第2波で倒壊した家屋の下敷きになってしまった子。5名の命は惜しくも亡くなってしまいましたが、99.8%生存率は奇跡と呼ばれ、大きな反響を呼んでいました。

 

防災教育に欠かせないことは3つ

 

  • 想定にとらわれるな。
  • その状況下で最善を尽くせ
  • 率先避難者たれ

この3つです。この3つを肝に銘じることが私たちがもし、震災に見舞われた時に生存する方法だと思います。

 

想定にとらわれずどんなに離れてても避難する。状況下で最善を尽くす。率先して避難する。周りを巻き込む。

 

本当に重要な事で、これほど実績の出ている避難方法はありません。

 

この3つです。この3つ。

 

本当に大切。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

皆様のお役に立てたらと思います。

 

【南海トラフ巨大地震】なぜ政府は警戒すべきと警告をするのか。過去の南海トラフ地震を紐解いてみた。

地球防衛軍だいすけです

今日だけは揺れないで欲しいと思う令和元年初日です。

 

ただ、嫌な所が揺れました。

 

【2019年4月29日 14:24 遠州灘 M4.1 深さ320km 震度1

https://earthquake.tenki.jp/lite/bousai/earthquake/detail/2019/04/29/2019-04-29-14-24-06.html

 

リンク見ていただければわかる通り

遠州灘とは静岡県と、愛知県の太平洋側の海で、震源は愛知県寄りの海です。

ここにあるのは南海トラフの東側【駿河トラフ】といって南海トラフの一部です。

政府発表やメディアなどで「南海トラフ地震への警戒。」というのは、なぜそんなにしつこく言われるのか。

南海トラフ地震の歴史から調べてきました。

 

 

過去にあった南海トラフ地震・周期の特徴

 

684年白鳳地震 (高知県足摺周辺から室戸周辺まで)
887年仁和地震 (高知県足摺周辺から遠州海域)
1096年永長地震 (和歌山県南部から遠州海域)
1361年正平(康安)地震 (高知県足摺周辺から遠州海域)
1498年明応地震 (和歌山県南部から遠州海域)
1707年宝永地震(高知県足摺から遠州海域)
1854年安政地震 (高知県足摺から駿河湾)
1944/1946年昭和地震(高知県足摺から遠州海域)

 

 

と、定期的に地震が起きています。ただ南海トラフと一口に言っても範囲が広く日向灘(宮崎県)から駿河湾(静岡県)まであり、どこが揺れてどこが揺れていない。というのもその地震の時により区々です。

 

しかし注目すべきは周期であり。先ほどの年数に周期を足すと、

684年白鳳地震

 203年
887年仁和地震
 209年
1096年永長地震
 265年
1361年正平(康安)地震
 137年
1498年明応地震
 209年
1707年宝永地震
 147年
1854年安政地震
 90年
1944/1946年昭和地震

 

周期は90年〜265年の間に起こっており、政府地震本部では「100〜200年の周期で揺れてる」という言い方しています。

1946年から数えて2019年は73年目。

昨年、政府が、地球深部探査船「ちきゅう」に乗って調査し、出した結論が今後30年以内に南海トラフ地震が起こる可能性が70%〜80%と発表しました。73年+30年で103年。

過去の周期的にもおかしくないですし、相応のストレスはもうプレートにかかっているという判断かと思いますが、もう少し深掘りします。

 

連動性の強い南海トラフ、M8クラスが何度もくる。

 

  • 連動

南海トラフ地震で特徴的なのは連動性です。

南海トラフでは

  • 東海
  • 東南海
  • 南海

と、3箇所に場所に別れることが多く、安政地震(1854年)は東海地震と南海地震の2回に分かれて地震が起きています。

昭和の南海トラフ地震も1944年に東海地震(東南海含む) 1946年に南海地震。と、こちらは2年ズレています。

 

宝永地震だけは、3箇所がほぼ同時(と言っても32時間以内と推測)の中で起こっており、記録に残っているもので東日本大地震を超えて最大だった可能性もあります。(推定M8.4から9.3)

 

 

3エリアをまとめて南海トラフと言っているので非常に広い。そして前回の地震の時、駿河湾(静岡側)揺れていないんです。駿河湾だけで見ると以前の安政地震から165年の周期になっています。100〜200年の周期に当てはめると周期の後半に差し掛かってる。

その場所が今回深さ320km 、M4.1で揺れた。

これを要約して冒頭の「嫌なところが揺れました。」という表現になりました。

駿河湾地震が起こったとして、その後2年間警戒しなければ、いけなくなります。

 

 

ここまでの検証考察の結果

南海トラフは、駿河湾(静岡県)側で起こる可能性が高く。その後、数年間までの間に連動する可能性も高いです。

津波の可能性も過去の津波ももちろんあります。

僕が読んだ資料の、とある地質研究教授の言葉がすごく印象的だったのですが。

「人類の歴史最大だった地震があったとして、それが地球史上最大の地震だったとは考えない方がいい。」

M8、M9を想定して、と言っていますが、M10やもっと大きな地震がこない保障はどこにもない。ということです。

 

 

 

内閣府南海トラフガイドラインでは、1番最悪の半割れ地震の場合被害のない地域でも1週間避難をするように呼びかけています。

「被害がないんだから仕事行く」という人が出てきそうなんですが、本当の意味で仕事といのちどっちが大事なのかを改めて考えて頂きたいです。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

皆様のお役に立てればと思います。

【大阪で地鳴り?】群発地震の可能性。過去の日本の群発地震について調べてみました。

地球防衛軍だいすけです。

大阪府から地鳴りが鳴ってるという報告が相次いで起こっています。

 

大阪の北部という話があった所から活断層かな?

と思っています。

それにしても僕自身、「地鳴り」と言われると聞いたことがないのです。

どうしたものか。。

地鳴りの音ってどんなもの?

調べてみたら地鳴りの音、の録音が、ありましたー!(喜ぶことではない)

松代地震観測所が松代群発地震50年特設サイトというページで15秒の音源をウェブサイトであげていました。

https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/matsushiro/mat50/disaster/higai.html

 

聞いてみると見つけた喜びが一瞬で消え去るくらい怖かったです。

 

 

活断層とは

地盤の弱いところに出来るひずみです。

みなさんも何となくご存知かと思いますが、南海トラフを例に取ると太平洋側のプレートが 陸側のプレートの下に入り込む運動をしています。

このストレスで陸側のプレートが跳ね上がって戻る事をプレート地震と言い【東日本大震災】がこの例です。

 

このストレスで陸側のプレートの地盤が弱い所がズレてストレス解消する動きを断層地震で【阪神大震災】が断層地震です。

 

 

 

大阪周辺の活断層

関西の地震の多くは阪神大震災に代表されるような断層地震です

大阪北部という報告を見ると上町断層という

豊中市から大阪市中央区上町を経由して堺市まで伸びる長い断層【画像は政府地震本部からお借りしました。あとでリンク貼るので許して】

f:id:KD0618:20190426235301j:image

 

有馬-高槻断層

 

六甲淡路島断層帯

 

の3つが大阪北部で地鳴りの起こりそうな活断層です。

阪神大震災が起こったのは、六甲淡路断層帯の中の野島断層

という断層です。

阪神大震災の前日や以前に地鳴りがあったかというと、そういう報告はありませんでした。

その断層のズレが起こるときに地鳴りが起きるわけで、言い換えると、地鳴りが聞こえる=音だけ聞こえる有感じゃない地震が発生している。

と言い換えることが出来ます。

 

 

 

地鳴りが起こると地震が起こるのか?

地鳴りはそれ自体が小地震なので、「だからイコール大地震に繋がります。」という断定は出来ません。

このままおさまる事もあり得ます。

 

頻繁に地鳴りを聞くという事は群発地震なので、やはり、先ほどの松代群発地震を例にとると、

長野県松代町(現 長野市)で1965年から5年半もの間地震が続きました。

地震回数71万1341回。

うち、有感地震6万2826回

単純に30日×12ヶ月×5.5年で1980日

71万で割ると1日平均358回

うそっ?と思います。世界的にも稀な例ですが、起こってる事実があるので、大阪の地鳴りが鳴り続けるとか。大きな地震が起こるとか、更に予想外が起こるとか。

全方向あり得る。自然を人間の物差しで測る事は本当に出来ない。と強く感じました。

 

出来る準備、防災対策

万が一大きな地震が起こった場合、関西の場合、活断層の多くが内陸部なので、内陸地震を想定します。

 

以前も書きましたがおさらいしておきます。

外にいる場合

・揺れたらまず頭をカバンかクッションになるもので隠します。

・そして上に建物がない。落ちてくるものがない場所(広場や公園)に移動してください。

・安全が確認できるまで待機して、その後避難場所へ移動してください。

 

 

 

車で外にいる場合

・車を路肩に停車し、揺れが収まるのを待ちます。

・車を置いて逃げる場合は上記の「外にいる場合」同様に対処します。

注意点として、車は鍵をかけず、キーを差し込んだ状態にして下さい。

阪神大震災の際たくさんの車がドアロックして逃げてしまい。その後、救助等の時に悪い言い方ですが邪魔になり、レッカー車は道路事情でこれず、何人もの人の手で車を避けなけれいけなかった。

なのでキーは差し込んだまま、逃げて下さい。

 

 

 

室内にいる場合

・まず頭を守って机の下や硬いものの下に隠れる。

・揺れが収まったらドアや窓を開け避難経路を確保

・長袖の上下、底の厚い靴に着替え、必要な物を持ちます。

・ガスの元栓など締めて、避難場所へ向かいます。

注意点としてガスは揺れを感知した時点で供給ストップする場合がありますが、揺れが収まりまた再供給した時に火災が発生する。ということもあります。

なので元栓は締めて出た方が安全です。

 

予想ができない以上備えておくしか出来ません。

 

正しく備えて最善の選択を出来るようにましょう。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

本日の引用元 地震本部

https://www.jishin.go.jp/

2019年4月26日 今週の日本の地殻変動について、東北地方、関東地方注意してください。

地球防衛軍だいすけです。

1週間単位で見るととても信じられないほど世界では地震が、日本では火山噴火が起こりました。

 

フィリピン、台湾での地震

阿蘇山桜島での噴火、一旦は落ち着きましたが、予断を許さない状況は続いています。

 

以前から注視していた北米プレート側(北関東、東北地方、北海道)

地殻変動が活発化しています。

 

東北地方

秋田県山形県日本海側の地殻変動が大きく沈降しています。

活発なエリアと静かなエリアの境目に当たる青森県南部・岩手県北部、そして、福島県南部・茨城県北部にひずみが貯まっています。

内陸側での地震に注意してください。

 

沈降は地震の発生に繋がりやすくなっています。

注意をお願いします。

 

関東地方

房総半島の中心付近と千葉県駿河湾に沈降が見られます。こちらも注意してください。

台湾、フィリピンの地震で不安定になっているフィリピン海プレートと北米プレートの重なり合う相模トラフがあるのが神奈川県南部から静岡県なので、そちらも小地震が起こり始めたら注意が必要です。

 

北信越地方

御嶽山付近に沈降が見られます。火山噴火が続いていますし、御嶽山も活火山なのでなんだか嫌だな。。と思って見ています。

 

長野県飯田も大きく沈降が見られます。最近まで大きく隆起していた場所なので、地殻変動が不安定になっていると感じます。

注意してください。

 

関西地方、四国地方

和歌山県北部で小地震が発生していて、前回のブログでも書きましたがとても嫌な予感を感じています。

紀伊半島の、潮岬周辺が沈降しています。

南海トラフ地震の範囲はとても広く、どこが震源になるかで大きく変わります。

 

以前書いた「内閣府が発表した【南海トラフ災害ガイドライン】を読んで解説」

https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/04/03/145816

 

に防災方法等、解説しています。

 

 

九州地方

 

九州地方は大きな地殻変動は無かったものの火山の噴火が相次いでおり、火山の噴火や、火山性地震の恐れが強くなっています。

火山噴火に対する防災方法は、こちらも以前に書いた記事

 

「2019年4月16日 九州地方、沖縄県 火山活動について」

https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/04/16/192117

 

に記載していますので、こちらも宜しければご覧ください。

 

最後に

 

今週は自然災害より日本では交通事故、海外ではテロのニュースがありました。

 

地球防衛軍のブログを始めたのは。1人でも多くの人が防災知識を持ち、迅速に行動できれば、その人だけじゃなく、その周りにいる人の命も助けられるかもしれない。と思い書いています。

その上で今週あれだけ大きな地震があったにも関わらず。

天災より人災の死者の数が多い事に憤りを隠せません。

 

ふざけんじゃねーぞ。

という気持ちです。

 

1人でも多くの方に読んでいただき知識にして頂きたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2019年4月23日 フィリピン地震 フィリピン海プレートについて考察

地球防衛軍だいすけです。

昨日フィリピン、ルソン島でM6.1の地震が起き、少なくとも8人が死亡20人の負傷者が出ています。

そして本日23日14時38分(日本時間)ルソン島から600km離れたサマール島でもM6.3の地震が発生しています(山間部の為被害はなさそうです。)

 

今回のルソン島地震も、先日の台湾地震フィリピン海プレートで、以前の台湾地震の記事(参照)↓

https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/04/20/120031

 

にも書きましたが、フィリピン海プレート南海トラフにつながる海側プレートです。

このプレートが不安定になるのは日本にとってとてもリスクが高いです。

 

以下考察です。

日本でここ最近の小地震を見てみると、嫌なところ揺れている。と感じるところがあり、ご紹介いたします。

【日付新しい順です】

4月23日 14時38分 フィリピン サマール島地震発生

4月23日 05時33分 和歌山県北部 M3.4 最大震度2

4月22日18時10分頃 ルソン島地震発生

 

4月22日 04時27分 和歌山県北部 M2.9 最大震度1

4月21日 11時48分 和歌山県北部 M3.6 最大震度2

4月18日 13時ごろ 台湾地震発生

 

 

それ以前の和歌山県北部地震は4/1までさかのぼります。

つまり4月18日の台湾地震から和歌山県北部に小地震が起こり始め、フィリピン地震が発生しています。

今後も和歌山県北部に小地震が続いたり、スロースリップが観測されると、危険ですので、こちらの情報には少し注意をはらって頂きたいです。

 

 

その他にも

桜島の噴火 【警戒レベル3(入山規制) 】

口永良部島 【警戒レベル3(入山規制)】

先日噴火した阿蘇山 【警戒レベル2(火口周辺規制)】

と噴火が続いている。九州、沖縄地方も注意が必要です。

 

 

今回のフィリピン地震でフィリピンにもビッグワン(the big one)と呼ばれてる。大きな地震を警戒されています。

 

遠いところだから関係ない。ではなく繋がっているのだ。と、このブログを運営し始めて気づきました。

そしてどこの国の人でも、1人の命は変わらないと言うことも学びました。

 

1人でも多くの方の命を救うことが出来ればと思います。

 

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【南海トラフ】地震に前兆はあるのか? 地震雲?光が見えた?

地球防衛軍だいすけです。

  • この地震は何かの前兆だ。
  • 地震雲が見えた。
  • あのとても当たる占い師が日付を予言した。
  • あの本に書いてある数字はひっくり返して○○したら、あの日の日付になって横にある数字をひっくり返したら今年の○月○日の日付になるから、、、その日に起こるっていう暗示なんじゃ?
  • 魚がはねた

 

と、地震には、様々な予言、憶測が存在して、そういったお話を聞く度、恐怖心を感じたり、焦燥感にかられたりしているのではないでしょうか。

 

それで防災に向けての行動に繋がって頂けると、悪くないと思います。

備えが一番大事です。

 

 

明確な地震予知は今のところはありません。

以前に書いた内閣府が発表した南海トラフ災害ガイドラインにも明記されてますが、「明確な地震予知は現在ありません」としています。

宜しければこちらもご覧ください↓↓↓

https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/04/03/145816

 

 

ただ、研究している方や、地震ブログを書いている方、地震情報に毎日触れて、リストアップしたりする人はわかると思いますが、余震や、今まで揺れる事なかった場所。

もしくはポイントポイントで、ここが揺れるとマズい。等あります。

つまり、予知は出来そうだけど、どの方法も100%じゃないから「無い」と結論付けてる。

というのが正しい言い方だと思います。

 

都市伝説や予言

過去数々○○○○年○月○日に大地震が起こるノストラ!

と言っていましたが。

言い方悪いですが、今までそれが「当たった」事はありません。

 

個人的には都市伝説好きですけど、ただ当たった事のない事実があるので地震予知には使えない。ということになります。

 

 

地震雲、動物の発生や鳴き方、体調の変化

「虹に染まった雲が出た」という地震雲や、「犬がすごく鳴くんだけど、」「カラスが大量にいる」など動物の変化「頭痛がすごくて」という体調不良。

 

など、3.11の前には沢山の前兆かもしれないという事例はありました。

これを理論づけるとしたら、ツイッターで有名な@麒麟地震研究所 さんのように実体波(P波とS波)を観測しているところもあるように

何らかの影響が空や、動物に影響を与えてる。というは、否定しきれない部分はあります。

自分が頭痛いなーと思った時にツイッターのトレンドなんかに「頭痛」とか出てたらさすがに驚きます。

 

地震予知の可能性があるものはなにか?

 

先日読んだ記事で山岡耕春 日本地震学会会長のお話があったのですが。

山本耕春会長曰く、

確実な予知は将来もできないんじゃないかと思っています。何年何月何日にマグニチュード(M)いくつの地震がどこで起きるなんていうのは絶対に無理。でも、たとえば1週間以内にM8の地震が起きる確率が50%以上と言うことができれば、だいぶ確実性が高く、警戒宣言の基にできると思います。

ゆっくり滑り(スロースリップ)という地殻変動が現在の技術でわかるようになってきた。

南海トラフ周辺でおこる微変動で、これが大きな地震のサインになることは十分あり得るとしています。

 

あと、「地震予測は出来ない」と明言していたのですが、余りに期待感を持たれすぎると、プレッシャーになり色々な研究。というのが、出来なくなる為、出来ないと明言したそうです。

 

当ブログも地殻変動には注視して進めて行きたいと思います。

 

皆様のお役に立てればと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

台湾地震について、南海トラフの危険性と知識

地球防衛軍だいすけです。

 

台湾で震度7地震が起きました。

17人がケガ、1人が死亡。心苦しい結果です。

今回のポイントはプレート境界付近にあり、数日間は余震の可能性もあります。

日本にももちろん繋がっているフィリピン海プレートの境界線でした。

あんまり恐怖感を助長する様なお伝えの仕方はしないように、と思って気をつけているんですが、事実であるのでお伝えします。

今回の台湾で揺れたフィリピン海プレートは、日本の南海トラフの海側のプレートで、このプレートが不安定になる事は日本にとって非常にマズい。

という。恐怖感煽りたくないとか言いながら太文字ですが、読み飛ばされたくない部分なので。

 

地震等も起こり、シグナルが出ることもあります。充分な警戒が必要です。

 

防災知識と判断力

今回の台湾地震のニュース速報の映像を見ていて引っかかった事がありました。

事務所内の映像で、蛍光灯が揺れてるのを、皆さん座って眺めている。

日本では「机の下に隠れなさい!」という場面です。

 

勿論蛍光灯が落ちてきたら大怪我しますし、天井ごと落ちてくる事も考えられます。

 

でも「緊急時を落ち着いて対処しなきゃ」という判断で「揺れてますね?」なんて会話で誤魔化して正しい対象が出来ない事。

日本でもあり得る話じゃないでしょうか。

 

迅速に対処出来ないと文字通り命取りになってしまいますので、今日は室内からの地震対応についてお話ししたいと思います。

地震発生!

  • 机の下、頑丈なものの下に隠れる
  • 揺れが収まったらまずドア、家にお庭がある場合、庭につながる窓を開ける
  • 長袖の上下、厚底の靴、あればヘルメットや頭を守るもの、マスク、ハンカチ等呼吸を守るもの。貴重品や避難袋
  • 火の元を止めて、広場や公園などの避難場所に移動して下さい。

昔は「地震が起きたらまず火の元を!」という常識があった様に思います。

今はまず避難経路の確保が最優先

IHだったり、揺れを感じたらそもそものガスの供給が止まったりと安全装置はかなり充実しています。

 

ですが地震で家が歪んでしまってドアが開かない。窓が開かない。ということトラブルの方が大きいので、状況によりますが、窓を割ってでも避難経路の確保は大切になって来ています。

 

でも一番重要なのは、私が1人慌ててたら恥ずかしい。僕だけ机の下に隠れて恥ずかしい。

 

そんな判断力の鈍りです。

緊急時にかっこつけても意味ないです。

むしろ逆です。迅速に動いて、「あの判断のお陰で助かったよ」って言われたら、その方がかっこいいじゃないですか。

 

正しく迅速な判断。

 

なによりも大切です。

 

皆様のお役に立てればと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。