【大阪で地鳴り?】群発地震の可能性。過去の日本の群発地震について調べてみました。
地球防衛軍だいすけです。
大阪府から地鳴りが鳴ってるという報告が相次いで起こっています。
大阪の北部という話があった所から活断層かな?
と思っています。
それにしても僕自身、「地鳴り」と言われると聞いたことがないのです。
どうしたものか。。
地鳴りの音ってどんなもの?
調べてみたら地鳴りの音、の録音が、ありましたー!(喜ぶことではない)
松代地震観測所が松代群発地震50年特設サイトというページで15秒の音源をウェブサイトであげていました。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/matsushiro/mat50/disaster/higai.html
聞いてみると見つけた喜びが一瞬で消え去るくらい怖かったです。
活断層とは
地盤の弱いところに出来るひずみです。
みなさんも何となくご存知かと思いますが、南海トラフを例に取ると太平洋側のプレートが 陸側のプレートの下に入り込む運動をしています。
このストレスで陸側のプレートが跳ね上がって戻る事をプレート地震と言い【東日本大震災】がこの例です。
このストレスで陸側のプレートの地盤が弱い所がズレてストレス解消する動きを断層地震で【阪神大震災】が断層地震です。
大阪周辺の活断層
大阪北部という報告を見ると上町断層という
豊中市から大阪市中央区上町を経由して堺市まで伸びる長い断層【画像は政府地震本部からお借りしました。あとでリンク貼るので許して】
と有馬-高槻断層
六甲淡路島断層帯
の3つが大阪北部で地鳴りの起こりそうな活断層です。
という断層です。
阪神大震災の前日や以前に地鳴りがあったかというと、そういう報告はありませんでした。
その断層のズレが起こるときに地鳴りが起きるわけで、言い換えると、地鳴りが聞こえる=音だけ聞こえる有感じゃない地震が発生している。
と言い換えることが出来ます。
地鳴りが起こると地震が起こるのか?
地鳴りはそれ自体が小地震なので、「だからイコール大地震に繋がります。」という断定は出来ません。
このままおさまる事もあり得ます。
頻繁に地鳴りを聞くという事は群発地震なので、やはり、先ほどの松代群発地震を例にとると、
長野県松代町(現 長野市)で1965年から5年半もの間地震が続きました。
総地震回数71万1341回。
うち、有感地震6万2826回
単純に30日×12ヶ月×5.5年で1980日
71万で割ると1日平均358回
うそっ?と思います。世界的にも稀な例ですが、起こってる事実があるので、大阪の地鳴りが鳴り続けるとか。大きな地震が起こるとか、更に予想外が起こるとか。
全方向あり得る。自然を人間の物差しで測る事は本当に出来ない。と強く感じました。
出来る準備、防災対策
万が一大きな地震が起こった場合、関西の場合、活断層の多くが内陸部なので、内陸地震を想定します。
以前も書きましたがおさらいしておきます。
外にいる場合
・揺れたらまず頭をカバンかクッションになるもので隠します。
・そして上に建物がない。落ちてくるものがない場所(広場や公園)に移動してください。
・安全が確認できるまで待機して、その後避難場所へ移動してください。
車で外にいる場合
・車を路肩に停車し、揺れが収まるのを待ちます。
・車を置いて逃げる場合は上記の「外にいる場合」同様に対処します。
・注意点として、車は鍵をかけず、キーを差し込んだ状態にして下さい。
阪神大震災の際たくさんの車がドアロックして逃げてしまい。その後、救助等の時に悪い言い方ですが邪魔になり、レッカー車は道路事情でこれず、何人もの人の手で車を避けなけれいけなかった。
なのでキーは差し込んだまま、逃げて下さい。
室内にいる場合
・まず頭を守って机の下や硬いものの下に隠れる。
・揺れが収まったらドアや窓を開け避難経路を確保
・長袖の上下、底の厚い靴に着替え、必要な物を持ちます。
・ガスの元栓など締めて、避難場所へ向かいます。
注意点としてガスは揺れを感知した時点で供給ストップする場合がありますが、揺れが収まりまた再供給した時に火災が発生する。ということもあります。
なので元栓は締めて出た方が安全です。
予想ができない以上備えておくしか出来ません。
正しく備えて最善の選択を出来るようにましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本日の引用元 地震本部