台湾地震について、南海トラフの危険性と知識
地球防衛軍だいすけです。
17人がケガ、1人が死亡。心苦しい結果です。
今回のポイントはプレート境界付近にあり、数日間は余震の可能性もあります。
日本にももちろん繋がっているフィリピン海プレートの境界線でした。
あんまり恐怖感を助長する様なお伝えの仕方はしないように、と思って気をつけているんですが、事実であるのでお伝えします。
今回の台湾で揺れたフィリピン海プレートは、日本の南海トラフの海側のプレートで、このプレートが不安定になる事は日本にとって非常にマズい。
という。恐怖感煽りたくないとか言いながら太文字ですが、読み飛ばされたくない部分なので。
小地震等も起こり、シグナルが出ることもあります。充分な警戒が必要です。
防災知識と判断力
今回の台湾地震のニュース速報の映像を見ていて引っかかった事がありました。
事務所内の映像で、蛍光灯が揺れてるのを、皆さん座って眺めている。
日本では「机の下に隠れなさい!」という場面です。
勿論蛍光灯が落ちてきたら大怪我しますし、天井ごと落ちてくる事も考えられます。
でも「緊急時を落ち着いて対処しなきゃ」という判断で「揺れてますね?」なんて会話で誤魔化して正しい対象が出来ない事。
日本でもあり得る話じゃないでしょうか。
迅速に対処出来ないと文字通り命取りになってしまいますので、今日は室内からの地震対応についてお話ししたいと思います。
地震発生!
- 机の下、頑丈なものの下に隠れる
- 揺れが収まったらまずドア、家にお庭がある場合、庭につながる窓を開ける
- 長袖の上下、厚底の靴、あればヘルメットや頭を守るもの、マスク、ハンカチ等呼吸を守るもの。貴重品や避難袋
- 火の元を止めて、広場や公園などの避難場所に移動して下さい。
昔は「地震が起きたらまず火の元を!」という常識があった様に思います。
今はまず避難経路の確保が最優先
IHだったり、揺れを感じたらそもそものガスの供給が止まったりと安全装置はかなり充実しています。
ですが地震で家が歪んでしまってドアが開かない。窓が開かない。ということトラブルの方が大きいので、状況によりますが、窓を割ってでも避難経路の確保は大切になって来ています。
でも一番重要なのは、私が1人慌ててたら恥ずかしい。僕だけ机の下に隠れて恥ずかしい。
そんな判断力の鈍りです。
緊急時にかっこつけても意味ないです。
むしろ逆です。迅速に動いて、「あの判断のお陰で助かったよ」って言われたら、その方がかっこいいじゃないですか。
正しく迅速な判断。
なによりも大切です。
皆様のお役に立てればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。