【落雷】雷が鳴ったら高い木の下。は間違いでした。
地球防衛軍だいすけです。
GW最終日、夜、高速道路を走っていると頻繁に空が光り雷の音がしました。
「安全だろう、大丈夫だろう」とは思うもののバリバリバリ!いうあの音は、やはり恐怖心を煽るモノです。
雷による被害とは?年間平均20人、直接当たっている。
人に雷が落ちる確率は100万分の1。
データがかなり古いもので日本では1994年から2003年までで年間平均20人が直撃の被害を受けており。
そのうち平均13人が死亡しています。
その他、停電被害や、電気設備、避雷針のない建物など被害は多岐にわたります。
なぜか日本だけ死亡率が高い
2005年のデータでは世界で落雷被害を受けた人のうち、死亡率は30%です。
日本だけ70%死亡しています。
なぜこんなに高いかというと避難の仕方が間違ってるんですね。日本で被害に遭われた方の多くが、高い木の下で雨宿りしていて、その木に落雷して巻き込まれる。これを即撃雷と言うんですが、その例が多くあり。
知識不足により良くない避難をしてしまっています。
雷から身を守る方法
雷の防災に対して意識の高い国はアメリカ。
アメリカ海洋大気局(NOAA)では、2010年5月現在、「When Thunder Roars, Go Indoors!」日本語で「雷が近づいたら、建物の中へ入れ!!」をスローガンとし、広く米国民に人的落雷被害防止を呼びかけています。
2010年5月31日には、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領が、雷雨の中、全米国民に向けて雷からの人身防護を呼びかけました。
まず雷注意報が出たら屋外に極力出ない事、外出中に雷が鳴ったら建物の中、車の中に入ってください。
また広場や、ゴルフ場などの周りに高いものがない場所に行った場合、建物まで向かやなければならないのですが、その際、できるだけ低い姿勢をとり移動、日本山岳会さんの「山で雷にあったら」の図に書いてありますが、
このように耳を抑え、しゃがみ込んでください。
途中、高い木や、煙突、などがあったら、4m以上その建物から離れるようにしてください。
雷雲は、形成し始めて約10分で落雷発生して行きます。
天気の変わりやすい季節になりますので皆様も充分に注意していただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
出典元:日本山岳会「山で雷にあったら」
http://jac.or.jp/images/yamadekaminari.pdf