新型コロナウィルスの猛威!感染爆発を防ぐには?潜伏期間、対策は?
新型コロナウィルス(COVID-19)とは?
令和元年12月に中国武漢省で初めての症例が報告されてからわずか2ヶ月で感染者4万人死者1000人を越える流行となっているウィルスです。
しかし、このウイルスの性状や病原性などの解析は未だ十分でなく、ウイルスの病原体検査系に関しても医療現場で使用可能な迅速診断系や血清抗体診断法は未だに確立されてません。
今日は2020年2月22日現在でとにかく分かっている事。
それだけでも書いて、皆様の対策になればと思います。
感染ルート
そもそもなぜ、2ヶ月で4万人もの感染者を出したのか。
その中でも不思議なのは医師や看護師に「院内感染」がとても多い点です。
感染専門医である岩田健太郎神戸大学教授が「医療関係者は自分がまず感染しない様にするのが前提であり最低限のルール」
とおっしゃってる通り、治す側は感染してはいけないんですね。
それをじゃあ怠ったのか?
千葉の病院も?
和歌山の病院も?
これだけ話題になってる病気の患者さんと接触すると分かっているのに?
さすがにそれは考えづらいんです。
という事は、今発表のある感染ルート以外の感染もあり得るんじゃないか。ということになります。
- エアゾロル感染
2020年2月20日
中国当局からエアゾロル感染の可能性もあると発表されました。
エアゾロル感染とは
エアゾロルとは分子レベルの微粒子のことで一定期間空気中に漂うことの出来ます。
なので感染者と同じ部屋で長期間居たら移る可能性が上がると。
要するに空気感染です。ややこしい言い方をしないで欲しい。
感染者がくしゃみや咳などをした時に近くにいた人の衣服等にウィルスがつき感染するというもの。
マスクせずくしゃみをした場合飛沫の飛距離は4〜5mにも及びます。
畳の長い方の長さが190cm前後なので畳を縦に2枚並べて端と端にいても当たります。
- 接触感染
感染が始まった初期は濃厚接触で感染する
なんて普通に聞いたらなんだかエロいワードが飛び交ってましたが。
濃厚接触はそうではなく(?)定義としては
・同居の人、または飛行機や車などの密閉空間にいた人
・適切な感染防護なしに診察または看護した人
・気道分泌物(例えば嘔吐したもの)を処理した人
・感染防護なしで会話、もしくは接触のあった人。
などです。ガッカリですね。
- 手すり
- つり革
- ドアノブ
などを触った手で、口や鼻、目などもを触ると感染します。
「目からも感染する」と報道が出た時に、「目が合っただけでも感染するんだって!!」っておっしゃってた方がいましたが、そんな、、恋じゃないんだから
対策
感染を予防する対策としては、
- マスク
- 手を洗う
- うがい
ここは月並みですね。マスクは特に今日本中で不足しています。
ただ、薬局で勤めてる方のTwitterでは、うがい薬が余ってるようです。
ここまで来ても日本人はめんどくさがりなのだなぁと感じます。
マスクすれば楽、うがい薬はめんどくさい。
ここで、うがい薬でちゃんとうがいをしていた方の方が移らない気がするのはわたしだけでしょうか。。
潜伏期間〜発症
潜伏期間は0.5〜12日と定めてますが平均は5.6日だそうです。
5.6日したら
- 発熱
- 鼻づまり
- 咳
- のどの痛み
などの症状から気管支炎と誤診されることが多いです。
実例記事
70代千葉の女性の例では1度気管支炎と診断されてます。
https://www.asahi.com/articles/ASN2P148WN2NUDCB00Y.html
17日に気管支炎と診断を受けて20日にもう一度病院へ行きコロナと診断が変わってます。
病院から来てくれと言われたのか、本人が薬が合わなかったのかはこの記事では定かではないですが、前途した症状が出た場合、セカンドオピニオン(別の病院でもう一度診てもらう)を強くお勧めしたいと思います。
回復、再発
日本では今現在(しつこいようですが2020年2月現在)
抗インフルエンザ薬が使われており致死率0.1%と諸外国より低いと言われています。
WHOの発表の致死率は2%でいずれも高齢者が多く、肺炎を併発しやすいようです。
コロナの再発の事例なども今後出てくるかも知れませんし、回復する確率は高いのですが油断は出来ません。
これだけはまだ不確定要素が多く、確信めいた事が言えない現状で悔しく思います。
まとめ
- 感染者と近づいたり感染者が触ったものに触ったりすると移りやすい
- もし家族や近しい方が感染した場合2m以上離れて接する
- 濃厚接触はエロい
- マスク、手洗いうがいは必須
- 手すりなど触った後は目や口鼻は触らない
- うがい薬は案外余っている
- もし熱が出て喉が痛くなったら病院へ
- 気管支炎ともし言われたらもう一度別の病院で診てもらうべき
この情報も日に日に変わっていきますし、感染者も増えていきます。
皆さんが自分の身を自分で守る必要があります。
気をつけていきましょう!