Blog地球防衛軍

地震や自然災害を中心に皆様の身を守る術や、地震に対する考察などを、、書いていたんですが、最近好き勝手書いてる。すいません

【最近風が強い日が多い?】竜巻の頻度が増えるのではないか。と言うことについて

地球防衛軍だいすけです。

 

 

さて、強風注意報が多いなと感じている昨今ですが、日本でも竜巻の被害が多く見えるようになりました。

今日はそんなお話です。

 

竜巻注意報ってよく聞くようになってない?

日本は台風が多くて、アメリカなんかではハリケーンが多いんだよ。って小学校の時聞いた話を心のどこかで信じてる節があったんです。

ですが【竜巻注意報】って最近よくよく見るような気がしたので調べてみました。

気象庁のデータです

気象庁 | 年別の竜巻発生確認数

 

 

うん。絶対増えたと断定するには甘いかな。

多分SNSの普及で情報の発信が増えたのも原因があるのかな。

 

竜巻って実際見たことない。のでどんな被害があるんだろう?要はグルグル回る強い風?とこれも調べてみたら、そんな甘っちょろいもんでもありませんでした。。。

 

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マンション。。。ボコボコ。。

 

 

なんでなんで?どうしたらこの竜巻が起こるの!?と今度は動画を探したらこれも気象庁のwebにありました。

気象庁|防災啓発ビデオ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」

 

 

かなり高いです。黒いのが空、空まで行かないか、空中に溜まっていくという。そんな感じ。

 

竜巻はどんなメカニズムなんでしょう??

 

竜巻のメカニズム

皆さんも多分見たことがあると思うのですが、学校の校庭などで、枯葉がクルクルと回り始める風が起こって、「せっかく集めたのにやめてー!」なんて、こと、あれが通常の風です。

 

そこに積乱雲という大きな雲が近づいてくると、上昇気流が発生するわけです。

さっきの枯葉をクルクルしていた風が雲に向かって引っ張り上げられます。⤴️こういう状態に。

 

すると風自体はクルクルの範囲を狭めながら上に伸びていき。回転数が上がり鋭くなります。

 

回転数が上がり回転が鋭くなると今度は周りの空気も巻き込み膨張していくのが竜巻のスタート。

 

暖かい空気は上に行くので、上空が暖かくて、地面付近が冷たいと起こりやすい。

すなわち海上が起こりやすいじゃない?

と思ったらビンゴでした。

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解ってきましたね。

 

大気が不安定になりやすい時にやはり発生しているようで、台風の前後の雷雲が近づいた時や季節の変わり目の秋が多い統計が出ているようです。

 

竜巻の防災

 

冒頭に使った写真は2011年5月のつくば市の竜巻です。

国内最大の被害で

竜巻の強さを表すF0〜F6のランクの中でF3に認定されました。

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防災例①屋外にいる場合

 

屋外にいる場合、車の中に居ても横転してしまったりします。

  • 黒く下に伸びる雲を見た
  • ゴーという音が聞こえる
  • 急に暗くなる
  • 耳鳴りがする
  • 草や土の匂いがする

多くこの条件に当てはまった時は周りに注意してみて下さい。

そして竜巻を確認したら頑丈な建物の中に入り、窓の少ない部屋(ビルの中ならトイレや階段)などに避難してください。

 

窓があると竜巻で飛ばされた石や木で窓が割れる可能性があります。

 

防災例②家にいる場合

 

竜巻の被害のポイントは屋根です。

なので2階建の家屋なら1階に降りてこちらもトイレや窓の少ない部屋に避難して下さい。

地震とは違い間違っても外に出ないようにしてください。

 

トイレに隠れたり、バスタブの中に入って助かった例があります。

出来るだけ生身の体を隠すような形にした方が良いようです。

 

いつ起こるか分からない天災。

 

防災知識をしっかり持てば慌てずに済みます。

 

余談です(・ω・)

 

 

前回のブログ

【小笠原沖地震】南海トラフ、首都直下型地震に次ぐ第3の地震 - Blog地球防衛軍

で書いた小笠原地震がまさか書いた2日後に起こってしまうとは思いませんでした。

結局津波はなかったものの、津波の第一報が来るまで3分ほど、とても怖かったです。

 

↓詳しい震源がこちらでご確認ください

地震情報 2019年06月04日 13時40分頃発生 最大震度:4 震源地:鳥島近海 - 日本気象協会 tenki.jp

 

この深さの震源には、地震学としても、観測回数がとても少ないので「こうだから大丈夫」という定説がありません。

 

震度が高くなくても地殻の変形によっては津波の可能性もあります。

 

小笠原と聞いたら緊張感のスイッチオンにして下さい。

本土に到達するには小笠原からはそれなりに時間(30分〜50分)はかかると思います。

津波情報は発生から約3分ほどかかりますが、情報を得てからでも充分間に合うかと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

皆様のお力になれればと思います。