【閲覧注意】史上最悪のビル火災!千日デパート火災に習う火災発生時の逃げ方
地球防衛軍だいすけです。
地元でちょっとした火事があり、火災から逃げるのってどうしたらいいんだろう?
と考え史上最悪の火事の事例を調べてみました。
千日デパート火災
1972年5月13日
大阪府大阪市南区千日前千日デパート(日本ドリーム観光経営、鉄骨鉄筋コンクリート造、延床面積2万7514.64平方メートル、地下1階、地上7階建、屋上塔屋3階建)で起きたビル火災である。死者118名・負傷者81名にのぼる日本のビル火災史上最悪の火災が発生しました。
これについて調べていた時に「千日デパート 心霊」とたくさん出てきましたがそれについては調べていません!(こわいので!!)
出火から上下の階への延焼
日本初の大型ショッピングセンターでした。
火災が起こったのは夜22時27分ごろで、デパート自体は閉店していましたが、その3階から出火、出火原因は、3階で電気工事をしており、作業員の火の不始末が原因と推定されています。
3階の防火扉が締まっていなかったため階段やエレベーターの空洞から4階 2階に延焼フラッシュオーバー(天井の可燃性素材に発火し一気に広がる)しながら延焼していきました。
7階のキャバレーに181名
デパートの営業は終了していましたが、7階にキャバレーがありその中に従業員、お客様含め181名がいました。
その内、死者118名、負傷者81名を出す大惨事となりました。
死因の多くは
- 煙での一酸化炭素中毒
- 飛び降りでの落下
- 脱出用救助袋を間違った使い方をしてしまい落下
であり、防災知識の無さから多くの犠牲者が出たと言っていいのではないか。と思います。
また救助もはしご車、サルベージシート(救助幕)で助けられたのも53名。
7階から東側のアーケードの屋根に飛び降りて助かった方が2名
階段またはエレベーターなどを使い脱出した方が8名(脱出用救助袋の外側にしがみ付き降下した方5名含む)
ちょっと余談ですが。脱出用救助袋はこんな形です。
http://swa.numazu-szo.ed.jp/weblog/index.php?id=numazu014&date=20090205
なぜここまで被害が拡大したのか。キャバレーの詳しい状況(閲覧注意)
なぜこんなに被害が増えたのか
まず1階に保安室があり警備員が待機していました。当然火事に気づき119番通報が入っています。
1階から6階までは警報装置が鳴り、防火扉が閉まるシステムでしたが7階のみ、電話で連絡を取るようになっていたそうです。
その為電話が鳴らなければ下の階で火災が発生しても、気づかぬようになっていました。
そして、唯一使えたはずの非常階段を、無銭飲食防止の為、鍵をかけ中から開かないようにしていました。
店内ステージ脇にある階段は屋上につながっていましたが、屋上には観覧車等の家族向け娯楽施設があり、間違って入ってこないようにシャッターが閉められていました。
火災が起きて10分後、私用でエレベーターホールにいたホステス2名と客1名が白い煙が出ていることに気づきエレベーターに向かいました。エレベーターの前にいたボーイが見えないほどに白い煙は充満、エレベーターの故障かと思ったボーイが同じ階の電気室に向かいましたが黒い煙が充満している事におののき「火事だ」と叫びながら普段ホステスが降りる裏の階段から逃げていきます。
5分後にはもう黒い煙は7階の店内に入ってしまいホステスや従業員、客も窓際に助けを求めます。
先程の通り脱出通路は無く、逃げ道のない状態
先程の画像の脱出用避難袋を外に投げますが、外のネオン看板に引っかかってしまい、煙で引っかかった事にも気付かず脱出しようとした人達が地面に叩きつけられ、死亡、室内では一酸化炭素中毒により人が倒れていく中、一部の望みをかけたのか、(アドレナリンが出すぎると地面が近く見える錯覚に陥るという説もある)
22名の方が飛び降り、無くなりました。
同様の飛び降りは9.11テロ等でも見られています。
一酸化炭素中毒死も93人にのぼり、辺り一面は血の海。まさに地獄絵図となった事件です。
ビル火災の場合どうすればいいのか。
助かった方の中では、人が折り重なるように倒れてる中、這うように7階から1階まで移動して助かった方がおられます。
それと、エレベーターホールにいたボーイの方。
この2人に防災の正しい行動が含まれています。
・事実を確認する。安全性バイアスの解除
ボーイさんは黒い煙をみておののき「火事だ!」と叫びながら逃げています。
事実を見て即行動する事。
人には事実をみるまで、安全性バイアスというのが脳にかかり、正常でいよう。落ち着こうとする効果があります。
現に100人以上いるパーティ会場にあなたがいて、出入り口の方で「火事だ!」と言われたらどうでしょう?
多くの方はこういう反応です。
「え?なに?火事?どこで?」
と席を動かない。
ただ、黒い煙が上がるまで5分しか無かったわけで、なので多くの人が逃げ遅れてしまいました。
火事だと聞いたらまず、その声のする方に急ぎ、事実を確認して、逃げる。
変な言い方ですが、慌ててください。慌てて逃げるが本当に正解です。
・体制を低くし這いつくばるように逃げる。
熱は上へ上へ向かう特性があります。なので出来るだけ下の空気を吸うようにしてください。
姿勢を低く。なんてものじゃなく、ハイハイのようにして逃げてください。
・補足、ドアを開けなければならない場合
脱出経路にドアがある場合、ドアノブは手の甲で熱くないか確認してください。
熱い場合は、ドアの向こうはもう火が出ています。扉は絶対に開けないでください。
熱くない場合もガスが充満している可能性がありますので、慎重に開けてください。
手の甲と書いたのは、手のひらを火傷した場合、避難行動に重要な支障をきたす可能性があるからです。、
かなり今回の事件は、怖い書き方をしてしまいましたが、緊急時にはこういうことが起こる。という例であげさせて頂きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さまのお力になれればと思います。
【四国全体】日向灘地震が伊予灘に近づくとなぜ怖いのか?
地球防衛軍だいすけです
日向灘小地震が続きました。
発生時刻:2019年05月13日 01時13分頃
M3.2最大震度:1
発生時刻:2019年05月12日 15時07分頃
M4.3最大震度:3
発生時刻:2019年05月11日 08時59分頃
M4.9最大震度:4
発生時刻:2019年05月10日 20時40分頃
M4.8最大震度:2
発生時刻:2019年05月10日 13時54分頃
M4.2最大震度:1
発生時刻:2019年05月10日 09時07分頃
M4.9最大震度:3
発生時刻:2019年05月10日 08時48分頃
M6.3最大震度:5弱
発生時刻:2019年05月10日 07時43分頃
M5.6最大震度:3
この地震文字の上では同じ日向灘ですが、位置がすごくズレていってました。
https://earthquake.tenki.jp/lite/bousai/earthquake/detail/2019/05/10/2019-05-10-07-43-31.html
そしてこれが5月13日の地震です。
https://earthquake.tenki.jp/lite/bousai/earthquake/detail/2019/05/13/2019-05-13-01-13-16.html
お分りいただけただろうか?(言いたいやつ)
だんだん瀬戸内海の方に近づいていってます。
そしてSNSではかなりザワつきました。
「なんか伊予灘に近づいていってない?」
「だんだん伊予灘に近づいてる。。。」
何名かの知識がある人々がザワザワと呟いていましたし。僕も例に漏れずツイッターでこんなつぶやきをしました。
みんながつぶやく伊予灘って何?
そこには中央構造線、または中央活断層と呼ばれる断層帯があります。
引用元:地震本部
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/rs_chuokozosen/
赤点を打たせてもらいましたがそこが伊予灘です。
この伊予灘は2014年3月14日に最大震度5強の地震が起こっており。
この時政府は、南海トラフとの関連性はないと示しました。
ただ、この意見に元・東京大学地震研究所の佃為成教授や、立命館大学地理学教授の高橋学教授らが、反対意見を示しました。
「今回の伊予灘の地震(2014年3月)は、震度6弱の芸予地震(01年)と同じタイプです。 気象庁は南海トラフ地震と無関係のように言っていますが、それなら断層を引き起こすエネルギーがどこから生じたか説明しないといけません。 普通に考えれば、そのエネルギーは南から北進するフィリピン海プレートしかありえません。 これは、南海トラフ地震の『ステージ1段階』の地震であり、フィリピン海プレートのエネルギーでユーラシアプレート内部の地層がずれたと考えられます」(立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授)
そして佃為成氏
「マグマはすべて上に噴き上がるのではなく、
地下で横に広がるためプレートも押されて曲がりが強くなる。
それにより、フィリピン海とつながる南海トラフから押し寄せる力と、
九州側から押し寄せる力がぶつかって地震を引き起こす。
フィリピン海プレートは紀伊半島の先に沈んでいることから、
どちらが正しいとは言い切れないし、もし、南海トラフ地震が起きたとして、そのあとになってからの結果論にしかなりません。
ただ伊予灘というのは大きな断層地震のポイントであり、無視することもできません。
伊予灘を起点に大きな地震が起こったら、中国地方、四国地方、九州地方、関西地方の瀬戸内側に面している部分に津波の可能性があり、危険なポイントでもあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様のお力になれればと思います。
防災のお話です。こちらも併せてよろしくお願いします。
【一人ひとりが命を守る】地震発生時の居場所別の被災方法
https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/05/12/104656
【北海道】千島海溝、17世紀型地震、連動すると超巨大地震に繋がる?M8クラス
地球防衛軍だいすけです。
全国地震動予測地図。というのをご存知でしょうか?
こちらなんですが
[引用元:地震本部]
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/18_yosokuchizu/yosokuchizu2018_gaiyo1.pdf
皆さんもニュースなどでご存知の方も多いかもしれませんが、「今後30年間で南海トラフ地震が起きる確率は70%」と出たのは、この全国地震動予測地図の2018年度版の発表があった事で、南海トラフ地震の記事だけが、大きなニュースとなりました。
きっとそこを取り上げると注目が得られると。。長くなるのでやめましょう!
起きる確率幅が2017年よりもとても大きく上がったのは、南海トラフ地震の範囲ではなく、実は、北海道です。
中でも注目しているのが北海道の東側の海域にある。千島海溝 です。
千島海溝
2017年度版から2018年度版で【今後30年間で震度6弱以上発生率】の大幅な上昇が見られたのが北海道弟子屈町で31.9%→57.4%
また釧路市では45.2%→67.7%とこちらもかなり高くなりました。
この地域で起こる地震では十勝地震、根室半島地震があるのですが、この二つの地震が連動して起こる可能性が高いというのです。
17世紀型地震
千島海溝の地層を調べたら6500年前までさかのぼる事ができ、その中で津波を起こした超巨大地震と思われる地層が6500年の間に最多で18回起こっていました。
この18回の平均から、東日本大震災と同様の特徴を持ち、マグニチュードは8.8クラスになるのでは、と言われています。
そして震源域を推定することは困難で、周期も100年〜800年とバラバラ、平均発生間隔も330〜590年とこちらも様々な調査結果がでています。
北海道厚岸郡の調査結果をもとにすると340年〜380年と推定できました。
当てはめて見ます。前回の巨大地震が起こったのが推定ですが1611〜1637年 推定の間をとって360年間隔だとして1611年+360年=1971年、1637年+360年=1997年
1971年〜1997年の間にくるかもしれなかったが、事実は来ませんでした
ということはその分のストレスはずっと蓄積しているということになります。
釧路市の30年発生率67.7%の意味が納得できましたか?
被害想定
以下の地域の方々は、内閣府のページにて、ハザードマップ等を一度だけ確認していただきたく思います。
内閣府防災情報ページ
http://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaiko_chishima/index.html
H24.4.1 現在 日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域 (市町村一覧)
北海道 函館市、釧路市、帯広市、苫小牧市、根室市、北斗市、勇払郡厚真町、同郡 むかわ町、沙流郡日高町、新冠郡新冠町、浦河郡浦河町、様似郡様似町、幌 泉郡えりも町、日高郡新ひだか町、河東郡音更町、同郡士幌町、同郡上士幌 町、同郡鹿追町、上川郡新得町、同郡清水町、河西郡芽室町、同郡中札内村、 同郡更別村、広尾郡大樹町、同郡広尾町、中川郡幕別町、同郡池田町、同郡 豊頃町、同郡本別町、足寄郡足寄町、同郡陸別町、十勝郡浦幌町、釧路郡釧 路町、厚岸郡厚岸町、同郡浜中町、川上郡標茶町、同郡弟子屈町、阿寒郡鶴 居村、白糠郡白糠町、野付郡別海町、標津郡中標津町、同郡標津町、目梨郡 羅臼町
青森県 八戸市、三沢市、むつ市、上北郡野辺地町、同郡六戸町、同郡横浜町、同郡 東北町、同郡六ヶ所村、同郡おいらせ町、下北郡大間町、同郡東通村、同郡 風間浦村、同郡佐井村、三戸郡五戸町、同郡南部町、同郡階上町 岩手県 宮古市、大船渡市、久慈市、一関市、陸前高田市、釜石市、上閉伊郡大槌町、
下閉伊郡山田町、同郡岩泉町、同郡田野畑村、同郡普代村、九戸郡野田村、 同郡洋野町
宮城県 (全域) 仙台市、石巻市、塩竈市、気仙沼市、白石市、名取市、角田市、多賀城市、 岩沼市、登米市、栗原市、東松島市、大崎市、刈田郡蔵王町、同郡七ヶ宿町、 柴田郡大河原町、同郡村田町、同郡柴田町、同郡川崎町、伊具郡丸森町、亘 理郡亘理町、同郡山元町、宮城郡松島町、同郡七ヶ浜町、同郡利府町、黒川 郡大和町、同郡大郷町、同郡富谷町、同郡大衡村、加美郡色麻町、同郡加美 町、遠田郡涌谷町、同郡美里町、牡鹿郡女川町、本吉郡南三陸町
福島県 いわき市、相馬市、南相馬市、双葉郡広野町、同郡楢葉町、同郡富岡町、同 郡大熊町、同郡双葉町、同郡浪江町、相馬郡新地町
また東北。と心痛く感じます。
でも東北の皆さんは防災意識すごく高いので、みていただけると感じています。
長くなり、読みにくい部分もあるかとおもいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【一人ひとりが命を守る】地震発生時の居場所別の被災方法
地球防衛軍だいすけです。
いつもブログ後半に、こういった防災方法がありますよ。というのを書いているんですが、特化して書いておこうと思います。
発生する前にできる防災
阪神大震災や新潟中越地震では多くの方が家具などが倒れてきて下敷きになり、大怪我をする事例が多発しました。
今家具を固定するグッズは沢山あります。
面倒だなと思ったりするかもしれませんが、では、こういう行動はどうでしょう?
皆様の「おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さん、お子さんが、寝ている部屋には責めて付けようか?」
と考えてみてください。ちょっとだけやる気が出ましたか?
良いものもありますが100円均一のお店などでも売っています。
目に入ったら買う程度でいいです。が!ついでにご自身の部屋の分も買いましょう?せっかく来たんですから。
と、いう具合に、僕のせいにしてくれていいので買って付けてください(笑)
【自助、共助、公助】まずは自分の命を守る
発生時にはまず自分を助ける自助から始まります。
頭を守る。その時の居場所にもよります。これも今回は詳しく書きます。
家の中にいる場合
座布団やテーブルの下で頭を隠し大きな棚の側からは離れてください。
慌てて外に出ない。揺れが収まったら、避難経路確保、火の始末。
火事になりそうな場合、余裕があれば消し止めてから外へ
火が大きな場合は絶対に無理に近づかないでください。
商業施設にいる場合
- 施設の誘導係員の指示に従って下さい。
- 頭を何かで守って身構える。
- 慌てて非常口や非常階段に殺到しない。
- ガラス製の陳列棚、ぶら下がっている照明などからは離れてください
エレベーターにいる場合
近くの階のボタンを押し、速やかに脱出してください。
街にいる場合
自動販売機やブロック塀など倒れそうなものから離れる。
看板や割れたガラスが落ちて来る場合があるのでその建物から離れてください。車が来ていなかったら止まってしまっていたら車道の方に離れても構いません。
歩道を歩くルールなんてその時は無理に守らなくていいです。
登山中に起こった場合
落石や崖崩れが起こる可能性があるので、速やかに逃げるようにしてください。
大きなものの陰に隠れるのも有効ですが、山はとにかく危険が多いので、出来るだけ速やかに逃げることを優先してください。
自動車を運転している場合
慌ててブレーキを踏まず、ハザードランプを点滅させながら徐行し、道路左側に停車させてください。
揺れが収まって避難が必要だと判断した場合エンジンを止めてキーは差したまま鍵を抜かずに避難してください。
自助が完了したら共助、避難へ
揺れが収まったら避難行動開始するのですが、その際、高齢者やお子さんなど助け合いながら逃げる事がとても重要です。
以前にも書きましたが東日本大震災の際、釜石中学校の生徒が「津波が来るぞ!!」と叫びながら避難、その様子をみてとなりの釜石小学校が避難行動を開始し、結果ほんとうに津波が来てしまったものの、生存率99.8%という事例があります。
釜石中学校は避難訓練や教育に熱心にしており、その中での3原則は
- 想定にとらわれるな。
- その状況下で最善を尽くせ
- 率先避難者たれ
この3つであり、プラス特に中学生には、小学校や下級生を助けるようにと教育されていたそうです。
1人が正しい行動をすれば、周りの人を助けられる。
2人に増えればもっと助かる。
公助が来るのは1番最後
避難場所(津波などの場合は高台)で二次災害が終わった後は、最寄りの体育館などに設置される避難所に移動してください。
そこでは緊急の寝る場所や飲食物をもらうことができます。
ここで不安になるポイントがあります。
家族や大切な人の安否です。
大切なのはやっぱり事前の準備、情報交換
どこかで地震が起きた際でもいいです。ご自身の住んでいる地域で震度1や2の地震が起きた際でも、
「私は、家で地震が起きたらココに逃げて、○○小学校に向かうから」
「僕は職場で地震が起きたらココに逃げて、○○中学にいくよ」
と予備知識があれば、早く、連絡を取り合える可能性が出てきます。
まず出来ることは情報交換や予防です。
今日は長くなりましたが、大事なことです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様のお力になれればと思います。
【日向灘地震】南海トラフ地震やその他の災害が起こる可能性を考えてみました。
地球防衛軍だいすけです。
2019年5月10日09時07分 震度3
2019年5月10日08時48分 震度5弱
2019年5月10日07時43分 震度3
日向灘の過去の地震を調べてみました
[赤文字が大きなプレート間地震]
1662年M7.6
1931年M7.1
1941年M7.2
1961年M7.0
1968年M7.5
1984年M7.1
と周期性、法則性はありませんが、この地域でM8以上の【巨大地震】が起きた記録というのは起こっていません。
津波も記録に残っている1662年の地震で高さ4m〜5mが最大となります。
地震原因
日向灘 とよく聞くかもしれませんが、この場所はフィリピン海プレートと陸側プレートのプレート間地震が原因です。
ですが、気象庁地震津波監視課の中村雅基課長は記者会見し、震源は南海トラフ地震の想定震源域内だが、直ちに巨大地震につながるものではないとの見解を示しました。
根拠が報道に載ってないので信憑性自体が欠けますが、信じてみます。(笑)
あれも可能性がある、これも可能性がある。と言ってたら八方塞がりになってしまうので、現実的に可能性あるものだけあげてみます。
日向灘M7.5以上の可能性
今も続けて揺れています。このブログを書いている今(令和元年5月10日13時53分)も地震が起きました。
今朝地震が起きて直後にツイッターでこんなツイートをさせてもらいました。
できる範囲でやれる事をやりつつ生活に問題ないレベルでまず防災する事。
このほか避難場所をあらかじめ決めて、ご家族や会社の人と居場所の共有は大事になってきます。
「揺れたらぼくはここに逃げて、落ち着いたら○○小学校へ向かいます。」とわかっていると、安心できます。
火山噴火の可能性
3月末からのブログを見返してみたのですが、日向灘小地震が何回かあり、そのあと4月には沖縄周辺の海が揺れて台湾で震度7が起こり、阿蘇山が噴火。
という流れがありました。
九州・沖縄地方では、桜島、口永良部島、阿蘇山と最近噴火した火山も多くありますので、火山活動の可能性は捨てきれないと感じています。
火山で起きる災害や避難方法については過去記事で、こちらに詳細書いてありますので、チェックしてもらうといいかと思います。
↓↓↓
2019年4月16日 九州地方、沖縄県 火山活動について
https://chikyuu.hatenadiary.jp/entry/2019/04/16/192117
四国のスロースリップ(ゆっくりすべり)が気になっています。
今回の自身に直接繋がりはないのですが、四国では2月に西部、3月には中部で深部低周波地震が起こっています。
通常の地震よりも低周波で微小な地震のことを低周波地震といい、プレート境界付近30km〜40kmの場所で起こる事を深部低周波地震と言います。
2月に断続的に起こったスロースリップで断層が動いた長さ(すべり量)は6ミリ、短期的なスロースリップだったのでその後大きな地震には繋がりませんでしたが、長期になると大きな地震に繋がる可能性が高くなっていき、避難勧告と言うことになります。
四国には中央構造線という大きな断層があり、今回のプレート地震で、またスロースリップが起こったりしないだろうかという不安が出てきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事は速報性が強く、のちに読んで得るものがあるか不安ですが。
何にもなく、「あー、そんな地震あったね」と終われる事を1番に願いながら、でも、細心の注意は払っていきましょう!
ありがとうございました!
【落雷】雷が鳴ったら高い木の下。は間違いでした。
地球防衛軍だいすけです。
GW最終日、夜、高速道路を走っていると頻繁に空が光り雷の音がしました。
「安全だろう、大丈夫だろう」とは思うもののバリバリバリ!いうあの音は、やはり恐怖心を煽るモノです。
雷による被害とは?年間平均20人、直接当たっている。
人に雷が落ちる確率は100万分の1。
データがかなり古いもので日本では1994年から2003年までで年間平均20人が直撃の被害を受けており。
そのうち平均13人が死亡しています。
その他、停電被害や、電気設備、避雷針のない建物など被害は多岐にわたります。
なぜか日本だけ死亡率が高い
2005年のデータでは世界で落雷被害を受けた人のうち、死亡率は30%です。
日本だけ70%死亡しています。
なぜこんなに高いかというと避難の仕方が間違ってるんですね。日本で被害に遭われた方の多くが、高い木の下で雨宿りしていて、その木に落雷して巻き込まれる。これを即撃雷と言うんですが、その例が多くあり。
知識不足により良くない避難をしてしまっています。
雷から身を守る方法
雷の防災に対して意識の高い国はアメリカ。
アメリカ海洋大気局(NOAA)では、2010年5月現在、「When Thunder Roars, Go Indoors!」日本語で「雷が近づいたら、建物の中へ入れ!!」をスローガンとし、広く米国民に人的落雷被害防止を呼びかけています。
2010年5月31日には、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領が、雷雨の中、全米国民に向けて雷からの人身防護を呼びかけました。
まず雷注意報が出たら屋外に極力出ない事、外出中に雷が鳴ったら建物の中、車の中に入ってください。
また広場や、ゴルフ場などの周りに高いものがない場所に行った場合、建物まで向かやなければならないのですが、その際、できるだけ低い姿勢をとり移動、日本山岳会さんの「山で雷にあったら」の図に書いてありますが、
このように耳を抑え、しゃがみ込んでください。
途中、高い木や、煙突、などがあったら、4m以上その建物から離れるようにしてください。
雷雲は、形成し始めて約10分で落雷発生して行きます。
天気の変わりやすい季節になりますので皆様も充分に注意していただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
出典元:日本山岳会「山で雷にあったら」
http://jac.or.jp/images/yamadekaminari.pdf
【大阪飛び降り自殺】死のうと思う前に考えて欲しい事※読みたくない人は読まないでください。
地球防衛軍だいすけです。
大阪の飛び降り自殺を動画で撮ってアップするという人達に批判が殺到してたり、SNSで大騒ぎになっているのを見かけてしまい。
SNSや動画以前に人が1人自分の意思で命を絶った
ということにもっと考えた方がいいのではと思うわけです。
今までこのブログでは地震や災害について書いてきましたが、「命を救いたい」がテーマのひとつであるので、こちらの件に関しても書かせて頂きます。
偏った主観的な意見も入りますがご容赦頂けると幸いです。
まず、ブログというのはお子さんや思春期の方も見るかもしれない空間なので、1人の大人として、声を大にして言わなきゃいけない事があります。
自殺は人を殺す行為であり殺人です。やってはいけない事です。
でも、例えば自殺未遂で生きていても罪には問われません。
警察が事情を聞きに来るそうですが、「事件性はあるか」と、「違法な薬は使っていないか」しか聞かれないそうです。
じゃあいいか。って言ったらよくはないですよね。
これはソースは僕の記憶ですが、昔いじめを苦に自殺した報道がありました。
当時中学生の男の子だったとおもいます。僕はその時小学校高学年で、もう直ぐ中学生だったので色濃く覚えてるんですが、その報道では、いじめた側を責めるようなことだけ報道されました。
その結果、同じ境遇の中学生が続けて自殺する事件が2 3件起こったんです。メディアが自分をかわいそうと言って味方してくれると勘違いして。
その時に学校の先生が教えてくれた授業の言葉が上記の赤文字なんです。
なんだかショックで覚えています。
自分を大切にするという方法をはき違えてる
自殺に至るほどの苦しみを持つ人はきっと毎日が苦しいんだろうと思います。
そして自殺までは行かないけど、死にたいとか思う人も多くいるのかなとSNSを見てて思う時があります。
自分を大事にする。大切にする。というのはみんな無意識にやっている事だと思うんですが、無意識に自分を大切にして、その上で毎日が苦しいなら、大切に仕方が間違っている。ということになります。
大切にする事=嫌なことからガードする事
ではないです。
それよりも、自分のしたいことを聞いて、どうやって出来るか考えてあげることです。
今の暮らしが苦しくて、逃げ出したいのが自分の本音であれば、逃げ出す事が出来るように考えてあげる事が自分を大切にする。という事じゃないでしょうか。
仕事辞めてもいいようにアルバイトを始めるとか、副業がダメと言われても、辞めたいと思っている会社のルールと自分の生活となら自分の生活が優先でいいんです。
もし、学校が嫌なら行かなくていいです。
ただメンドくさくても辛くても、親や先生に事情を説明する努力をする必要があります。
それをするから、自分を大切に出来るわけです。
自分を大切にするとは、社会に自分を合わせて目立たないんじゃなく、自分のしたいことを、社会とどう合わせるかを考えて行動する、努力をしてあげる事なんです。
どうか死を意識する前に、どうか終わりにしてしまう前に、もう一度、自分のために自分が出来ることはないか。考えてみて下さい。
学校のイジメに対する自治体のLINE相談というのをやっています。みなさんが今お住まいの地域で検索してみてください。
すでに始めている、検討する予定と応えた都道府県はこちら
【都道府県】北海道、青森、宮城、山形、福島、群馬、東京、神奈川、新潟、富山、長野、岐阜、静岡、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、岡山、広島、徳島、愛媛、高知、熊本、鹿児島
どうか自分の命を守ってあげてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。